園での生活
LIFE
こどもは、戸外遊びが大好きです。雨が降らない限り、外遊びをしています。年間を通じて自然に親しみ、太陽の光を心と体にいっぱい浴び、思いっきり遊ぶことで、健康で丈夫な心身づくりをめざします。
春・秋は、近くの野原や公園をまわり、のびのびと遊び、夏には、水遊び、プール遊びで全身が真っ黒。冬は室内あそびが主ですが、時間をみては外へ出て、雪あそびで白い息をはずませます。このような経験の中で、足腰は鍛えられ、粘り強くなります。
お友達と手をつないで歩くことで、いたわりの気持ちを育て、交通ルールも身につけていきます。そして、外で遊ぶという開放感の中で、人間として大切な仲間作りを発展させます。また、室内あそびでも、思い思いの道具でルールをつくり、けんかをしながらも、想像力をはたらかせ、創造力や協調性を身につけていきます。
集団の中から生まれる「人」としての大切なかかわりは、幼いこの時期から集団の仲でこそはぐくまれるのです。
保育士の1対1のふれあいをだいじにし、子どもの信頼感をつくっていきます。その信頼感は、生理的要求を満たされる中で生まれ、安心できる保育士の対応の中で育ちます。お友達も大切です。手を伸ばした先にお友達の指が触れ、ニッコリ笑い合うなど仲間を意識する姿がみられます。赤ちゃんも仲間がいて、うれしいのです。
子ども達は、絵本・紙芝居の読み聞かせなど、お話が大好きです。「絵本、読むよう」の一声で、泣いていた子も泣き止んで集まってきます。
1歳から絵本に親しみ、くり返しの多い単純なお話から、少しずつストーリーの複雑なものになっていきます。お気に入りの絵本は、何度でも「よんで」とせがみます。読み聞かせでイメージがふくらむと、ごっこあそび、劇あそびにも発展させています。
文字にも興味を持ち、5歳をすぎると一気に覚えることもあります。読み書きの土台となる言葉体験を、たっぷりさせたいと思います。
午前中のあそびの疲れを取り、活動のエネルギーを蓄えるため全員がゆっくり眠ります。
午睡後、遊戯室でパンツ1枚になって音楽に合わせて走り、乾いたタオルで身体をこすります。
夏は冷たいタオルでゴシゴシさっぱり!楽しみながらの健康づくりです。
離乳食~5歳児まで完全給食です。大切な体をむしばむ食品添加物・糖分・塩分を控えめに、そして、手作りを基本に調理しています。市の献立を参考にしながら、アトピー児や長時間保育児のことも考慮し、特におやつは園独自のものと考えています。(毎月献立表をお配りしています。)
1、おやつ・・できるだけ、おにぎり、おじや、うどん、芋類などの手作りおやつを中心にしています。
2、ごはん・・無農薬有機栽培のこしひかり米(7分づき)を使用。
※アレルギー疾患児には、除去食の対応をしています。